私たち人類はある「恐ろしい矛盾」を抱えてる。それは、現在の食料生産のペースでは2050年には世界の食料需要をまかなえなくなるという統計がある一方で、私たちは食糧生産の3分の1(約13億トン)を毎年食べずに廃棄しているからだ。 食糧廃棄(フードロス)は様々な要因が絡み合い、食の生産から流通、消費の各段階に原因が点在する複雑な問題だが、実は日本ではこのフードロスの半分は一般家庭から出ているという。 そんな食糧廃棄問題について、楽しく知ることができる画期的なイベントが、4月29日に世界70箇所で同時多発的に開催される。 食べて、踊って、無駄が減る! そのイベントとは2012年にドイツで始まった「ディスコスープ」。形やキズなどの理由から廃棄されてしまう野菜、いわゆる“型落ち野菜”を使ってスープをつくり、音楽をガンガンにかけて、ディスコパーティ見立てて愉快に食すイベントだ。 同イベントは、食に関する
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