GoogleがAPIを公開すれば、インターネットユーザーが増える――。APIの公開とユーザーの増加にどんな関連があるのだろうか。ネット版「情けは人のためならず」を考える。 オープンソースに既存のライセンスを採用して“安心”感 Googleの論理はこうだ。「いいサービスが生まれればユーザーが便利になり、ユーザー増加につながる。だから、いいサービスを開発する技術者を助けたい。そのためにAPIを公開するのだ」と、米GoogleのUrber Tech Lead/Managerを務めるグレッグ・シュタイン氏はいう。都内で開催した開発者向けイベント「Google Developer Day 2007」での基調講演のひとコマだ。 「技術者を助けたい」だけでは一方的な押し付けとも捉えられかねない。GoogleがいくらAPIを公開しても、技術者に使ってもらわなければ意味がないのだ。そのためには法外な価格だっ
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