―― あらためて、Windows Phone 7の特長を教えてください。 越川氏 Windows Phone 7では、ソフトとハードを統合するところに特長があります。基本構造をMicrosoftが規定することで、必要条件を満たさないと端末を製造できないようにしています。部品を画一化するので、メーカーが個別に調達するよりもコストを抑えられますし、端末を低価格で販売しやすい環境を作れます。ただ、すべての部品を画一化する意図はありません。基本的にはオープンな姿勢でメーカーや通信事業者の意見を聞いていきます。 もう1つ、開発期間を短縮化できるメリットもあります。ある程度の部分をMicrosoftが垂直型に開発していくので、ソフトが完了してから数カ月で端末を出せるようになります。また、Windows Phone 7 “Series”ということで、(Windows Mobile 6.1や6.5のように