当たり前だが、pgpoolは既に稼働しているPostgreSQLホストがあることが前提となる。PostgreSQLのインストール手順についてはWeb上にたくさんドキュメントがあるし、SUSE以外のディストリビューションなら大抵バイナリパッケージも含まれていると思うので、本稿では省略させて頂こう。今回はpgpoolの導入からやってみたい。 pgpoolはソースコードの他に、Vine Linux 2.6r3とRed Hat Linux 9用のRPMパッケージが配布されているが、本稿ではソースコードからコンパイルしてインストールすることにする。OSはLinuxを想定しているが、Mac OS Xでも手順は変わらない。まず、配布サイトからpgpoolのソースアーカイブ、「pgpool-1.2.3.tar.gz」をダウンロードする。ダウンロードできたらアーカイブを展開しよう。 $ tar zxvf p
pgpoolは,pgpool開発ページ(pgfoundry)から ダウンロードできます. また,CVSを使ってpgfoundry.orgから開発中の最新のソースコードにアクセスできます. cvs -d:pserver:anonymous@cvs.pgfoundry.org:/cvsroot/pgpool login とすると,パスワードを聞かれるので,何も入力せずにリターンを押す. この操作は最初の1回だけ.これだけでは何もソースは取得されない. 実際にソースを取得するには, cvs -z3 -d:pserver:anonymous@cvs.pgfoundry.org:/cvsroot/pgpool co pgpool とする.なお,2回目以降は,pgpoolのソースディレクトリで, cvs -z3 update とするだけで最新のソースと同期が取れる. CVSをHTMLでブラウズする こ
前回は、Slony-Iを利用することで、マスタとなるデータベースの複製が簡単に作成できることをご紹介しました。 今回は、前回ご紹介したシステムを、大規模で実践的なシステムに拡張するために、pgpoolというツールを組み合わせてみます。pgpoolには、データベースへの接続をプーリングし、効率よく参照するための機能があります。これを使用することで、Slony-Iで複製されたデータベースの参照効率が向上します。 Slony-Iとpgpoolを組み合わせたシステムの構築には、いくつかのポイントがありますので、実例を交えてご紹介します。
pgpool-IIの概要 「pgpool-II」とは、PostgreSQLの高速化と高信頼化を目的としたミドルウェアである。pgpool-IIは、下図のようにクライアントとPostgreSQLの間に入る形(プロキシ形式)で動作する。なお、データベースクライアントはPostgreSQLサーバへ接続するのではなく、pgpool-IIへ接続することになる。 pgpool-IIは現在、pgpool Development Groupにより開発が継続されている。ライセンスには修正BSDライセンスを採用しており、ソースコードが公開されているので自由に利用することができる。ソースコードはhttp://pgfoundry.org/projects/pgpoolからダウンロードすることができる。なお、2007年10月1日現在のpgpool-IIの最新バージョンは1.2.1である。 pgpool-IIはさまざ
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