■連載/ゴン川野のPC Audio Lab Introduction ハイエンドオーディオの鉄則は単一機能になるほど偉い、いや上級であると考えられている。例えば普通なら1台で完結するCDプレーヤーをCDトランスポート、D/Aコンバーター、電源部と3つに分けるとか。さらにD/Aコンバーター自体も外部クロックとインターフェイスと電源部で3つに分ける。ここまでやるのはかなりマニアックで、オーディオマニアが最初に手を付けたいと考えるのは、プリメインアンプをセパレートアンプにすることだ。プリアンプとパワーアンプ。ライン入力のみならDACプリやパッシブアッテネーターとの組み合わせもアリだ。ここでパワーアンプの存在がクローズアップされてくる。パワーアンプは正しく言えばステレオパワーアンプ。これをL、Rで独立させたのがモノラルパワーアンプである。次はチャンネルディバイダーを入れてマルチだが、今回、注目する