バンコクの運河でボート爆発 日本人１人含む６５人負傷：朝日新聞デジタル５日午前６時半（日本時間同８時半）ごろ、タイの首都バンコク東部の運河を航行中のボートで爆発があり、日本人男性（１６）１人を含む乗客６５人が負傷した。 警察によると、爆発があったのは市民が通勤などに利用している民間会社運営のセーンセープ運河の路線ボートで、ワットテープリラ桟橋に着岸した際に船尾のエンジン付近で爆発が起きた。警察は、燃料の液化天然ガス（ＬＮＧ）が漏れて引火した可能性が高いとみている。日本人男性は軽傷。１９人が入院している。 事故の瞬間が映っている防犯カメラの映像によると、ボートは船尾から黒煙を上げながら桟橋に近づき、着岸した直後にエンジン部が激しく燃え上がるように爆発した。バンコク都庁は事故を受けて、原因が究明されるまでこの路線ボートの運航停止を命じた。（バンコク＝大野良祐）
