17日午前7時半ごろ、広島県東広島市志和町の山陽自動車道下り線八本松トンネル内で、車12台が絡む多重事故が発生した。東広島市消防局によると、2人が死亡し、71人が負傷した(午後0時半現在)。車5台が炎上し、午前9時50分ごろ鎮火した。 西日本高速道路(ネクスコ西日本)によると、八本松トンネルの下り線は全長844メートルで、片側2車線。 広島県警高速隊によると、事故はトンネル出口から約200メートル付近で起きた。西に向かっていたトラックが停車中の車に衝突して出火。追突された車両のうち1台が横転して出火したという。 県警や市消防局は、さらにトンネル内に取り残された人がいないか調べている。亡くなった2人のうち1人は、車内から焼死体で見つかったという。もう1人は40~50代の女性で、心肺停止の状態で救助され、搬送先の病院で死亡が確認された。県警がともに身元の確認を進めている。 ネクスコ西日本による
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