火曜日、アントワープでトレーニング中に線路の隙間に前輪が挟まり落車、後続のバスに轢かれたことが致命傷となってしまった。ベルギー選手権では2009年にトム・ボーネン、フィリップ・ジルベールに次ぐ3位、2012年にはボーネンに次ぐ2位、そしてクラシック、セミクラシックレースでも何度となくトップ10にその名を刻んできた。今シーズンはシルヴァン・シャバネルがチームにエースとして加入し、春のクラシックに向けて調子を上げていく最中の出来事だった。 世界でももっとも美しい駅の一つと言われているアントワープ中央駅、そして発達した電車網、しかしそこには常にこのような危険がつきまとう。これはアントワープに限ったことではなく、日本でも線路というのは自転車乗りにとってはキケンな場所の一つだ。踏切を渡る際の危険は、特にロードバイクに乗る方は体験したこと、もしくは感じたことがあるはずだ。細いタイヤは簡単にその隙間に
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