シーズンも最終盤、世界選手権も終わり、契約のない選手が焦りを感じながら最後のチャンスに賭ける時期になったが、それと同時に良い形でシーズンを締めくくりたい選手によっても最後にひと暴れを狙う時期となった。そしてそんな中グランツールの主力だった選手たちも出場し行われたミラノ〜トリノは、カチューシャがそのチーム力と勢いを見せつけ、優勝を含むトップ10に4人を送り込むレースとなった。 そんなカチューシャデーの主役、表彰台の真ん中でガッツポーズを決めたのはジャンパオロ・カルーソ(カチューシャ)だった。最後の勝負どころで同胞のリナルド・ノチェンティーニ(Ag2R)を引き離し単独勝利をあげた。またダニーロ・モレーノ(カチューシャ)が3位、ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)が5位、セルゲイ・チェルネツキー(カチューシャ)が7位に入り、まさにカチューシャ祭りとなった。カルーソは常にレースでは聞く名前ではあ