CACが第三者保守サービスを選ぶきっかけとなったのは、製品の保守サポート切れである。同社が6年間利用しているOracle EBS 12.0.6の保守サポート終了は2015年2月に迫っていた。「日本オラクルからは、製品をバージョンアップするよう勧められていた」(齋藤グループ長)。 しかし同社は、製品をバージョンアップせずに使うことを希望した。「バージョンアップすると、カスタマイズ部分を対応させるためのコストが発生する。それは避けたかった」(同)。 製品ベンダーの要求通りバージョンアップをするか、いっそのこと保守契約を切るか。社内で検討しているタイミングで、リミニの存在を知った。「バージョンアップせずに製品を継続利用でき、保守費用が半額になるという点で、我々のニーズに合致していた」と齋藤グループ長は振り返る。 CACはすぐに調査を始めた。リミニのサービス内容は同社の要望を満している。同社も日本
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