ブエルタを制してもチームから解雇され、ようやく見つけたランプレでは大怪我をし満足行く結果が残せなかったことで再び流浪の人となっていた鉄人クリス・ホーナーだったが、 ここへ来てようやく来シーズンの所属チームが決定した。 アメリカで結果を残してもなかなか契約に恵まれなかった男が何とか掴んだ世界への足がかり、遅咲きの世界デビューから大ベテランの域でつかみとったグランツール性はという偉業、しかしそれでも世界はホーナーに厳しかった。しかし粘り強い男はまだ引退するのではなく、格下のチームで後進の指導も兼ねるという来季の役割を見つけた。 43才という年令は、どのチームでも結果を求めていることを考えれば簡単に雇うには難しい年令だ。特にプロツールではチームの価値は勝利で決まる。一年を安定して走れるかどうかの予測が難しい大ベテランに対し、話題性のみでは大金をつぎ込むわけにはいかなかったのだ。 「2015
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