アショカは、2011年1月、日本支部であるアショカジャパンを開設した。初代代表となる槇加志波(まき・かしわ)さんは、もともとブリヂストン勤務で、米国ではファイアストーン社との合併事業に従事した、ばりばりのビジネスパーソン。 そんな彼がなぜ、社会起業家を応援するアショカの日本代表に就任したのか。日本でアショカはどんな活動を行うのか。みずほ銀行との協力の中身は。 (前回記事はこちら) (聞き手:柳瀬博一、写真:陶山勉) ――アショカとは、いつからのお付き合いなんですか? 槇 私が初めてアショカの存在を知ったのは2010年の7月。わずか半年前です。アショカの日本での代理人を務めていらした渡邉奈々さんより、友人を介して連絡がありました。今にして思えば、これがいきなりアショカの日本代表になるかどうかの「面接」だったんですね。 ――アショカの存在を知らずに、いきなり代表のオファー! なぜ槇さんに白羽の