米連邦判事は米国時間10月25日、Amazonは約5000万件の購入データに関する詳細な記録をノースカロライナ州税務当局に渡す必要はないとの判決を下し、Amazon.com利用者の言論の自由とプライバシー権を擁護する側に勝利がもたらされた。 ノースカロライナ州は、同州のAmazon.com利用者の名前や住所などの個人情報、そして利用者が2003年〜2010年の間に具体的に何を購入したのかという情報を要求していた。 ワシントン州米連邦地方裁判所のMarsha Pechman判事は、ノースカロライナ州の要求は行き過ぎであり、米国憲法「修正第1条に抵触する」と述べ、Amazonからの略式判決の請求を承認した。 Pechman判事は、ノースカロライナ州の税務当局に、これほど多くのAmazon利用者の書籍、音楽、映画の嗜好に関する詳細を要求する「合法的な必要性は全くない」と記している。「それにもかか
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