祖父母と共に暮らしてきた家が、もうすぐなくなる。 3.11の頃は、私も住んでいた家だ。 祖母が亡くなり、祖父がグループホームに入ったことで住む人がいなくなった祖父母の家。 結局無人のかつての我が家は、ネズミしか住んでいない家になってしまっていた。 二転三転する祖父の意向に振り回されながらも、最終的に家と土地を売るという方向に。 舵を切ったのは母だ。 お陰で私は難しい手続きなどには関わらずに済んだが、色々と協力したり手伝わねばならないことも多かった。 3月・4月は区切りになる物事が多いのもあってか、買い手はすぐに見付かった。駅から遠いからどうだろうかと思っていたけれど、やはり車社会か。 まだ残っている工事や手続きはあるけれど、ひとまずほっとしながらも寂寥(せきりょう)感を覚えながら、流れを見守っている。 祖父が勝手に建てた家 暴君だった祖父 祖父の方が先に死ぬと思っていたのに 難儀した古い家
![家と土地が売れていくのを、目の当たりにしている。 - アラフォーでニートになりました。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0844d94e20ee49df0f3ee045737b9347b9fed20b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fm%2Fmio_tsukushi%2F20190312%2F20190312150328.jpg)