(CNN) 米同時多発テロから9周年を迎える9月11日に、米フロリダ州のキリスト教会がイスラム教の聖典コーランを焼却する「国際集会」を計画して物議を醸している。 この教会は、無宗派の「ダブ・ワールド・アウトリーチ・センター」。ウェブサイトやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)サイト「フェースブック」で反イスラムの立場を掲げ、同時テロ犠牲者を追悼する行事として、同日午後6〜9時に実施するコーラン焼却に参加するよう呼び掛けている。 同センターのテリー・ジョーンズ牧師は、著書などでイスラム教を「悪魔の宗教」と批判してきた。最近のCNNとのインタビューでは、イスラム教は「何十億もの人々を地獄へ送り込む」欺瞞(ぎまん)的で暴力的な宗教だと主張。動画投稿サイト「ユーチューブ」でも「本当に幸福なイスラム教徒を見たことがあるか」「喜びの宗教に見えるか」などと問い掛けている。 これに対し、イスラ