ブラジルW杯での惨敗以後、2015年開催のU-17、U-20W杯の出場権を逃すなどネガティブな結果と危機感が漂う日本サッカーだが、このYahoo!ニュース個人の場を用いて育成を軸に日本サッカーの発展を真剣に、ポジティブに考えることができるような話題や記事を提供していきたいと考えている。そこで今回から2回に渡り、スペインサッカーに果敢なチャレンジを挑んだある日本人選手がプロ予備軍の大学生に語った言葉を紹介したい。 彼の名は、中原健聡(なかはら・たけあき)。 2014年3月にスペインでの挑戦に終止符を打った中原氏は、新たな夢である学校の創立・経営を目指して教育者としての新たな人生をスタートさせている。しかし、スペイン挑戦の最後には現FCバルセロナの指揮官ルイス・エンリケが率いていたセルタ・デ・ビーゴでトライアウトのチャンスを掴み、最終的に契約には至らなかったものの、エンリケ監督の指導や評価を受