「ウチダとナガトモの攻防は、まるでクロサワ映画のようだった」と現地メディアで称された激しい対決。『ガゼッタ・デロ・スポルト』では欧州CL準々決勝でのマン・オブ・ザ・マッチに長友が選ばれている。チェゼーナからインテルへ条件付き移籍をしていた長友だが、この夏までに完全移籍となることが現地報道で伝えられた 週末、なにげなくテレビのスイッチを押す。でも、例年なら開幕しているはずのJリーグが観られない……。そんな状況の中、「日本人選手がサッカーをしている姿」を披露してくれたのが、シャルケの内田とインテルの長友だった。 CLの準々決勝で対決した二人は、コントラストという点でも面白かった。内田のポジションが右のSBであるのに対して、長友の定位置は左のSB。内田はどちらかといえばバランス重視のプレーをするが、長友は攻撃参加の際にもっとも存在感を発揮する。さらに加えるなら髪型や雰囲気、「ドヤ顔」の作り方まで
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