『素浪人 月影兵庫』(すろうにん つきかげひょうご)は、南條範夫の同名小説を原作としたテレビ時代劇ドラマ。1965年10月19日から1966年4月12日(全26話)、1967年1月7日から1968年12月28日(全104話)の2期に分けて放送された。 概要[編集] ひょんな事から旅を共にすることとなった剣の達人の素浪人・月影兵庫と、曲がったことが大嫌いな一本独鈷の旅烏・焼津の半次が、気ままな旅を続ける中で、弱きを助け、強きをくじく道中記。 非常に人気を博した本作だが、第2シリーズからは、よりコメディ色の強い作風となり、原作者の南條範夫からクレームがついたことにより放送終了を余儀なくされ、次回作『素浪人 花山大吉』に主役の設定などを若干の変更を行なう形で番組自体は引き継がれた。具体的には最終回に兵庫が松平伊豆守の甥である素性が判明し、家督を継ぐために江戸に戻ることになり、半次との別れが描かれ