マインドフルネス・ストレス低減プログラム(MBSR) 第3章には、マインドフルネス・ストレス低減プログラム(MBSR)が応用された心理療法が紹介される。 MBSRは、アメリカ、マサチューセッツ大学医療センターのジョン・カバト・ツィン氏が開発したプログラムである。マインドフルネス・ストレスリダクション&リラクセーション・プログラムと呼ぶ。 ツィン氏は、本来、心理療法として開発したものではなかった。医療センターの医学部門で、実施された(精神科ではない)。 これが、心理療法の領域でも、用いられている。最初の適用目的に限定されることなく、幅広く応用できる瞑想法である。 (私どもの「自己洞察法」も、今は、うつ病、パニック障害などに用いているが、他の領域の専門家が期間、方法の選択などアレレンジして用いれば、適用領域は広がっていくであろう。そういう普遍的・基礎的な瞑想技法の位置にあるのが、M