8月の世界選手権(ロンドン)代表の川内優輝(30=埼玉県庁)が1時間4分6秒で、日本人選手で2番目(全体では15番目)でゴールした。 ゴールした後は、ぎふ清流ハーフマラソンでは恒例となったハイタッチなどで市民ランナーと交流。その後の会見では、さわやかな口調ながら、本音をズバズバ言い放つ川内トークがさく裂した。 レース展開としてはケニア勢についていけず、遅い第2集団に甘んじたため、1時間4分台に終わった。川内は「不本意なタイムでした。ただ、後半で集団をふりちぎって前から落ちてきた選手を拾うことができました。そういう点ではいいレースができたと思います」と、じょうぜつに総括した。 ただ、川内が本当に言いたいことは会見冒頭のあいさつからはじまっていた。「市民ランナーのみなさんとのハイタッチで会見が遅れて申し訳ありません」と、律義に報道陣にあいさつした。レース後の市民ファンとの交流は、川内のような一