スマートフォンでメッセージをやりとりするアプリを手がける「LINE」のことし4月から先月までの主な事業の売り上げは、前の年の同じ期間と比べておよそ2.5倍の大幅な増加となりました。 LINEが発表したメッセージアプリやゲームなど、主な事業のことし4月から先月まで3か月間の売り上げは182億円で、去年の同じ期間と比べておよそ2.5倍の大幅な増加となりました。 これは、メキシコやコロンビアなど中南米の国々で新規の利用者を獲得するなど、世界各地で利用者を増やしたこと、さらに「スタンプ」と呼ばれるメッセージをやりとりする際に使用するイラストやゲームの利用者からの収入が増加したためです。 LINEは、ことし4月から子ども向けの動画配信サービスを開始するなど、新たな事業の拡大にも力を入れていて、今後、日本とアメリカで株式を上場し、さらなる事業拡大のための資金を調達したい考えです。