脱原発運動を続ける俳優山本太郎(37)が5日、電車内で森喜朗元首相に遭遇し、突撃対談に成功した。やりとりを自身のツイッターで公開した。 山本は、福井からの帰りの電車で森氏と偶然会い、「本人か確認して話し掛けてみよう」。森氏は「あー、知ってるよ」と隣の席の書類を空けてくれたという。 原発再稼働について、森氏は「関西のためにやることだから」。真夏の電力使用ピーク時について「本当に足りないのであればテレビの放送をやめるなど方法はいくらでもある。災害に備えてテレビ放送が必要なら、月曜はNHKだけ、火曜はTBSだけ、のように輪番放送をすればいい」などの考えを語ったという。 森氏は山本に「君、偉いね。仕事そっちのけで」。山本は「(笑)」マークでツッコミながらも「市民の質問に答えようとする森さんの姿には感激しました」とつぶやいている。