フジテレビは7日、10月期の番組改編について会見し、今後の10年を「ネットという大きな黒船にテレビがどうやっていくか試される」と位置づけ、ネットを使った仕掛けのある番組、若者に支持される番組作りをすると発表した。平日午後11時〜11時半の番組を一新、同時間帯を「COOLTV」と名付け、若者向けバラエティー番組5本を放送。いずれも毎週、番組放送終了後、YouTubeで関連動画を配信する。また月〜木曜の深夜0時35分に視聴者のネット投票を募る5〜10分の生放送番組「にっぽんのミンイ(仮題)」を放送することも発表した。 新しい企画、新しいクリエイター、新しい出演者の三つの柱を掲げた荒井昭博・編成制作局長は「視聴率的に転換期を迎えている。我々はチャレンジャーとして、フジテレビらしい次世代のテレビ文化を作る」と意気込みを語り、立松嗣章・編成部長はロンドン五輪期間中に起こった、視聴者のSNSでの盛り上