東京メトロなどは24日、渋谷駅での副都心線と東急東横線との直通運転を、来年3月16日から始めると発表した。副都心線は埼玉県西部を走る東武東上線、西武有楽町・池袋線とも直通運転を行っており、埼玉県西部から横浜方面が乗り換えなしで結ばれることになる。 東京メトロや東武鉄道によると、直通運転の開始で、東武東上線の森林公園(埼玉県滑川町)から副都心線を経由し、横浜高速みなとみらい線の元町・中華街(横浜市)までの88.6キロが結ばれる。副都心線の池袋や新宿三丁目から横浜方面に向かう乗客は、渋谷駅で地下5階の副都心線ホームから地上2階の東横線ホームまでの移動が必要だが、不要になる。標準的な所要時間は5〜10分短縮され、川越―渋谷が約51分、川越―横浜が約78分になる。