おなつお夏狂乱(常磐津) 坪内逍遥先生の有名な作品であります。近々舞踊会で出るので、勉強ついでにツケを作ってみました。 舞踊会ではほとんど常磐津さんだけで上演していますが、本来は長唄との掛合の曲なのですね。掛合も何回かやらせていただいたことがありますけど、囃子方的に内容は変わりません。 これまで使っていたツケはだいぶん大ざっぱでありまして、簡単なキッカケの歌詞やセリフしか書いていないものですから、若いころは「次は何だっけ…」なんてツケを見ているとなかなか次のキッカケが来なかったり、逆にすぐに来てしまって慌てたりしたものでした。そこでこのたびは情報量が多すぎて読みづらいのは承知の上で、歌詞やセリフをなるべく詳しく記述した、ちょっと「クドイ」ツケを作ってみることにしてみました。 あらためて感じたことは、現行の舞踊会での上演では「省略が意外と多い」ということでありました。 幕が開いて「行く秋の」
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