保育器とともにJR鹿児島中央駅から九州新幹線「つばめ」に乗り込む鹿児島市立病院の医師ら=1月13日午前11時16分、同病院提供 JR九州が九州新幹線で、新生児や妊婦を含めた患者の搬送を検討している。来年3月の鹿児島ルート全線開業を視野に、条件や課題を調査中だ。これまで遠く離れた病院への救急搬送は、おもに救急車やヘリコプターで行われてきた。新幹線が選択肢に加わることで、患者の生存率の向上を医療関係者らは期待している。 JR九州は、博多―鹿児島中央間を結ぶ「つばめ」と新大阪まで直通運転する「さくら」の全編成に整備を進めている多目的室の使用を想定している。多目的室は今も気分の悪くなった乗客や赤ちゃんへの授乳に使われており、電源もある。搬送の対象は、隔離の必要な伝染病でなく、容体が比較的安定している人で、医師や看護師の同乗、運行ダイヤを乱さないことなどが条件になるという。 現在、多目的室がつ
福岡県の後期高齢者医療制度を巡る汚職事件で、収賄容疑で逮捕された前副知事の中島孝之容疑者(67)が、県警の調べに対し、逮捕容疑の現金授受だけでなく、飲食やマージャン、旅行など町村会側から受けたとされる一連の接待について認める供述をしていることが、捜査関係者への取材でわかった。中島前副知事はこれまで、朝日新聞の取材などに接待の事実を否定していたが、一転して全面的に認めているという。 現金授受について中島前副知事の弁護人は「わいろの認識はなかった」としている。 捜査関係者によると、中島前副知事は調べに対し、県町村会長で全国町村会長も務める同県添田町長の山本文男容疑者(84)=贈賄容疑で逮捕=から副知事室で現金100万円を受け取ったことを認めた。加えて、町村会参事の天野敏哉被告(49)=詐欺罪で起訴=らから受けたとされていた一連の接待について認める供述をしているという。 天野被告や元町村会
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