鬱病のなりやすさは遺伝子の長さで決まる? 2003年7月23日 コメント: トラックバック (0) Kristen Philipkoski 2003年07月23日 家族の死や災害など、つらい出来事を体験したときに鬱(うつ)病になるかどうかは、その人のもっている遺伝子で決まるらしいという研究結果が発表された。 この研究は、847人のニュージーランド人の遺伝子と、彼らの26年間にわたる人生におけるつらい体験を調査したもの。それによると、セロトニン[気分の高揚と不安の減少に関与する神経伝達物質]をつかさどる遺伝子は2つのタイプがあるが、どちらのタイプをもっているかにより、鬱病になりやすいかどうかが決まるという。 「長い」タイプの遺伝子をもつ人は、家族の死や恋人との別れ、解雇などの危機的な体験を切り抜けていくことができるが、「短い」人は、こういった体験のあとに鬱病になる率が「長い」人の2倍になる。
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