●めげそうになっているとき、司馬遼太郎さんが”高知の人間は目先のことにとらわれず、大局を見据える度量がある“と雑誌に書いてくれたんよ 馬淵史郎 1992年夏の高校野球。馬淵史郎監督率いる明徳義塾(高知)は、松井秀喜(元巨人など)のいる星稜(石川)と対戦した。松井といえば当時から怪物といわれ、馬淵曰く「高校生のなかに一人、社会人がまじっているよう」な存在。そういう打線を相手に、勝つためにはこれしかないと、5打席とも松井を敬遠し、チームは結果、3対2で競り勝った。だが世間は、馬淵監督を批判する。潔くないじゃないか、勝負しろ、というわけで、これは社会問題にまで発展した。 馬淵監督はしかし、批判の嵐にじっと耐えた。野球というゲームの大原則は、勝つために最善を尽くすことにある。私は勝つために知恵を絞り、最善の努力をしただけで、決して間違ってはいない……という信念だ。だが世間は、中傷をやめない。学校に
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