先月から学生などのデモ隊と警察が激しい衝突を続けているバングラデシュで、ハシナ首相が辞任したと軍が発表しました。ハシナ氏は国外に逃れたとみられ、今後は暫定政権が発足することになります。 バングラデシュでは、公務員採用の特別枠に反対する学生などによる大規模なデモが先月から国内各地に広がり、AFP通信などは、デモ隊と警察の激しい衝突でこれまでに少なくとも300人が死亡したと伝えています。 デモには野党支持者も加わり、警察の弾圧によって多数の死傷者が出ているとして、ハシナ首相の辞任を求めていました。 こうした中、バングラデシュの軍のトップが5日午後、記者会見を行い、ハシナ首相が辞任したと発表しました。 さらに、今後は暫定政権が発足するとしたうえで、学生らに対し、「衝突と破壊によって成し遂げられるものは何もない」と呼びかけ、平和的な解決を目指すと強調しました。 また、地元メディアによりますと、ハシ
![バングラデシュ 首相辞任 国外に逃れたか 暫定政権発足へ | NHK](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/14361957ead1961e8531054bcbbf461159c57ce2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fparts16%2Fimages%2Fcommon%2Fnoimg_default_l.png)