米Microsoftがハッカーブログの「hackers@microsoft」を開設した。同社の社内ハッカーを紹介し、その仕事内容を知ってもらうことを目的としている。 ブログによると、Microsoft従業員の中には世界的にも優れたハッカーが何人かいるといい、同社はハッカーの採用と育成も積極的に行っている。 こうした人材はセキュリティはもちろん、開発、研究、テスト、管理などあらゆるプロジェクトに従事。アプリケーションやソフトを検証し、他者に見つけられる前に脆弱性を探し出すことに努めているという。 「ハッカー」という言葉の使い方には論議もあるが、真のハッカーとは好奇心が強く、システムの仕組みについて学ぶ意欲のある人物のことだとブログでは強調。Microsoftは「ホワイトハットハッカー」を採用し、倫理にかなった合法的なやり方でこれを実行していると説明している。