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統計と科学に関するmkawanoのブックマーク (2)

  • P値を捨てた雑誌で使われている統計量

    ラジラジ言っている北海道の心理学者PsycheRadio氏と話をしていたときに、「心理学で(他の学問でも)統計的検定や推測統計学への批判が高まって以前ほど使われなくなりつつある」と言われたが、違和感がある。少なくとも社会科学分野で使われなくなったとは聞かない。話の流れにあわせて誤魔化されている気がするので確認してみた。 1. 確かに統計的仮説検定は非難されている PsycheRadio氏が全く無根拠な話をしているわけではない。統計的仮説検定によって、胡散臭い統計手法で有意性を捻り出してしまうこと(p-hacking)などが問題になっており、また統計モデルと研究上の仮説の相違を理解しない運用もある。アメリカ統計学会(ASA)が統計的仮説検定に対する注意を喚起する声明を出したぐらいだ。実際に、統計的仮説検定を禁止された雑誌もある。氏が例に挙げたBasic and Applied Social

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  • 理科嫌いは都市に多い?

    文科省の『全国学力・学習状況調査』の児童・生徒質問紙調査では,2012年度より,理科に関する設問がいくつか盛られています。その中の一つに,「理科の勉強は好きですか」というものがあります。 http://www.nier.go.jp/12chousakekkahoukoku/index.htm オーソドックスな設問ですが,これに対する回答を分析することで,児童・生徒の理科嫌い率を明らかにすることができます。子どもの理科離れがいわれていますが,その程度はどれほどなのでしょう。 上記の設問に対し,「どちらかといえば当てはまらない」あるいは「当てはまらない」と答えた者の比率をもって,理科嫌い率とみなすことにしましょう。 結果は,公立小学校6年生で18.2%,公立中学校3年生で37.9%です。ほほう。3年間で,理科嫌いの子どもの比率は倍増するのですね。学年を上がるにつれ内容の抽象度が増し,実験や観察

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