ふとパソコンのファイルを整理していたら、大学のときにゼミで書いたレポートが出てきました。我ながらまあまあの出来だと思い、せっかくなので記事として公開しようと思います。今考えてみれば、この頃から既に今の自分が持っている考えが形成されていた気がします。もう2年ぐらい前になるのか、、、 1. はじめに 文系の学部を卒業する大学生は、その専攻科目には全く関係のない就職先を選ぶことが多いようである。それでは、大学に通うことは学生にとってどんな意味があるというのか。日本の大学が世界的に評価されていない現状などを踏まえ、日本の大学教育に対して大きな危機感を抱いた。そこで、大学教育と就職の関係性について研究し今後の日本社会が目指すべき姿を考えていきたい。 2. 現状と課題 まず初めに、濱口桂一郎氏によって提示された、ジョブ型社会とメンバーシップ型社会という分類を紹介する。 ジョブ型社会とは、「職業」という