災害が起きたときにどう行動すべきかを議論することで、考える力を身に着けてもらう新たな防災教育のプログラムを気象庁が作り、中学生と高校生が参加して初めての「授業」が行われました。 気象庁は、全国の気象台でこの取り組みを行うことにしています。 新たな防災教育のプログラムは、気象庁が教育の専門家と共に作り、初めての「授業」には東京都内の中学生と高校生30人が参加しました。 参加者たちは、初めに講師を務める気象庁の担当者から、どのような雨が降ると大雨注意報や警報などの防災情報が出るのか講義を受けました。 このあと、6人一組のグループになって、川のそばの3階建ての鉄筋マンションに住んでいるという想定や、山の斜面の木造の一軒家に住んでいるという想定、さらに体の不自由なお年寄りがいる、車があるなどの想定が与えられ、講師が大雨警報や土砂災害警戒情報を出すと、参加者たちはどう行動するのか議論しました。 この