先行記事【40年あまりにわたる学習塾の月謝推移】において、学校教育で授業を受ける側の授業料ではなく、教鞭を取る側の給与動向を推し量ろうとしたが、結局総務省統計局の【小売物価統計調査(動向編)調査結果】からは叶わなかった件について触れた。この事案に関して文部科学省の【学校教員統計調査】で、該当するデータが取得可能なことが判明した。そこで今回はそれを用いて大学の本務教員の給料(月給)の動向を確認していくことにする。 前世紀末までは右肩上がり、その後… データ抽出元の学校教員統計調査は「学校の教員構成並びに教員の個人属性、職務態様および異動状況などを明らかにすることを目的」としたもので、実質的には1968年度分からスタート、1971年度分から今件調査名に改められている。もっとも現時点でインターネット上から取得可能なのは1989年度分以降のみ。今調査は3年おきに実施されているため、現在もっとも新し
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