筆者は2006年1月に初めてWindows Vistaの評価版を試した際に,うかつにも「煩わしい新機能である『UAC(ユーザー・アカウント制御,User Account Control)』は取り除かねばならない」と主張してしまった。筆者はこの発言を愚かだったと反省している。なぜなら,筆者は今ではUACのことを便利なツールとみなしているからである。なぜWindows VistaにとってUACが必要なのか解説しよう。 目次
手持ちのWindows XPパソコンにWindows Vistaをインストールする場合、Vistaの通常版であればXPとVistaの両方が起動可能なデュアルブートにできる。VistaをXPとは別のドライブ(XPをCドライブにインストールしているのなら、それ以外のDドライブなど)にインストールすると、VistaとXPのどちらかを起動時に選択できるようになる。 パソコンの電源を入れると「Windowsブートマネージャ」(下写真)が表示され、「以前のバージョンのWindows」を選ぶとWindows XPが起動し、「Microsoft Windows Vista」を選ぶとVistaが起動する。初期状態では「Microsoft Windows Vista」が選択されており、何もしないで放っておくと30秒経過後に自動的にVistaが起動する。 ▲ 「Windowsブートマネージャ」の画面。「以前のバ
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