最近は私もゲームライターとして多少は認知されてきたのか、「実は自分もライターになりたいんです」なんて相談をもらうようになった。一件くらいなら「まあ、聞く相手を間違えたのだろう」と思いつつも返事ができるわけだ。 しかしながら同じような相談を別人から複数回もらうようになると、さすがに腰を上げてきちんと書いたほうがいいかもしれないと思うようになる。そしてもはや隠さずに言おう。「ゲームライターになろうとするな」と。 とにもかくにもゲームライターは“割に合わない” 現在筆者はフリーランスのゲームライターとして働いているが、この仕事を始める前に何人かに相談をした。結果、「ゲームライターにならないほうがいい」と答えてくれた人がふたり、そして「ゲームライターには簡単になれる、仕事も紹介する」と言った人がひとりとなった。話を聞いた限りでは前者の論理のほうが圧倒的に正しいと思ったし、今でもそう思っている。 さ