携帯/PHS事業者4社は青少年のユーザーに対し,フィルタリング・サービスの加入を原則とする。だが,一般のSNSまでも規制対象となる事態に,ユーザーやコンテンツ事業者が不満の声を上げている。この状況を是正すべく4月,第三者機関の認証がスタートする。“健全サイト”の基準を巡る議論が大詰めを迎える。 写真1●18歳未満の携帯電話/PHS新規契約者はフィルタリング・サービスへの加入が原則へ 親権者の同意が無ければアクセス規制を解除できない。2008年6月以降順次,既存ユーザーの原則加入が始まる。 携帯電話/PHS事業者4社は2008年1月から2月にかけて,アダルトや出会い系サイトの利用を制限するフィルタリング・サービスを,未成年の新規契約者に対して原則適用し始めた。 問題は,SNSやブログといった一般のコミュニティ・サイトなども“出会い系”に準じる分類を受けてフィルタリングされてしまうこと(写真1
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