JDBCによるDB操作を速くするには - omotenashi-mindJavaによるDB操作は遅いという話を良く聞きますが、原因の特定と適切な対策を実施すればかなり実用的なレベルまでパフォーマンスは改善加能です。ここではJDBC利用に対するパフォーマンス改善の勘どころをまとめます。まずDB操作の中でも大きく「データ照会(SELECT)」、「データ操作(INSERT, UPDATE, DELETE)」によって必要な対策が異なるため、ここではそれぞれの目的に分けて解説します。 データ照会(SELECT) ケース１：大量レコードを取得する処理が遅い SELECT処理にて、数千、数万件以上のデータを取得するようなクエリが遅い場合にはfetchサイズの見直しが効果的です。JDBCクライアント(JDBCを利用してDBサーバに接続しているJavaアプリケーション)は、DBサーバ側で実行されたSELECTの結果セットをfetchサイズで制限された行数分、分割して取得する
