水曜インタビュー劇場(カフェ公演): 「コーヒー界のアップル」――。ご存じの方も多いと思うが、米国発のカフェ「ブルーボトルコーヒー」はこのように呼ばれている。創業者が自身で買い付けてきたコーヒー豆を自宅の裏庭にあるガレージで焙煎(ばいせん)し、マーケットで販売していたことからこのように呼ばれているそうだ。 そんな黒船のようなカフェが、2015年2月6日に初上陸。その日の東京の気温は、最高が12度、最低が0度。コート、マフラー、手袋が手放せない中にもかかわらず、一杯のコーヒーを求めて黒山の人だかりができていたのである。ある人は5時間も待ったとか。 そんなブルーボトルコーヒーも上陸してから1年が経ったが、いまはどうなっているのか。さすがに行列はできていないだろうなあと思って、青山と清澄白河の店を偵察したところ、平日にもかかわらずいずれもほぼ満員。一杯のコーヒーを求めて、数十人待ちのときもあった
![ブルーボトルコーヒーは店の裏で何をしているのか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/aa80a1707fe8f71fd4498df1d961540e7cad4bdf/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fbusiness%2Farticles%2F1603%2F02%2Fl_yd_coffee1.jpg)