誤解がないようにしたいのは、これらの企業は決してスマートフォンを「切り捨てた」わけではない。GAPやキヤノンのサイトを見ると分かるとおり、各パーツや写真が非常に大きく、PCのブラウザーで閲覧すると、画面が少し寂しくさえ思えるほどだ。 タブレット端末、特に最近普及してきている7インチ前後の小型タブレットで閲覧した場合、大きなパーツでないと指でタッチしにくいので、スマートフォンやタブレットのことを第一に考えた、いわゆる「モバイルファースト」なWebサイトと言えるだろう(筆者は、タブレットも考慮して「タッチデバイスファースト」と呼んでいる)。特に、BEAMSのサイトはアプリのような作りで、カタログをぱらぱらとめくって眺めるような感覚で操作できる。 ただし、このような思い切った戦略をとれるのはBEAMSやNike、GAPがファッションブランドであり、「写真」がコンテンツの大きな比重を持っているため
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