恥骨・股関節・おしり・腰、骨盤周辺の痛みを感じている妊婦さんは少なくないでしょう。妊婦さんの約50%は骨盤周辺に痛みを感じているといわれ、産後まで骨盤周辺の痛みが続き悩まされるケースも珍しくありません。 妊娠中、骨盤の中心にある関節である「仙腸関節部(せんちょうかんせつぶ)」・下腹部と太ももの境目である「鼠蹊部(そけいぶ)」・骨盤の中央かつ一番下に位置する「恥骨部」・おしりにあたる「臀部(でんぶ)」に痛みを感じる人が多いといわれています。痛む部位や痛みの程度には個人差があり、妊娠期間を通して痛みを感じない人もいます。