作曲者 : ROUSSEL, Albert 1869-1937 仏 曲名 : ピアノ三重奏曲 変ホ長調 Op.2 (1902) 演奏者 : イェット・レーリンク(pf), ジャン=ジャック・カントロフ(vn), ヘリ= ヤン・ステヘンガ(vc) CD番号 : Brilliant/8413 この曲のCDが他で出ているのかは知らないけれど、私はこの演奏ではじめて聞いた。ルーセルと言えばバレエ音楽の「蜘蛛の饗宴」や4曲ある交響曲などが聞かれるものの、室内楽はフルートのための作品などがわずかに聞かれる程度で、こうした室内楽の全集がBrilliantレーベルで安く出されていることは実にありがたいことである。 アルベール・ルーセルは遅咲きの天才だった。もともとはフランス海軍の軍人だった。健康を害して25才で除隊して、音楽に進むことを決意し、ジグーから和声、対位法、ピアノ、オルガンを学び始めたのだから
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