作業服大手のワークマンがこの秋にアパレル市場に本格参入することを発表した。「ワークマンカラーズ」の名称で、9月にも都心部に出店予定だという。 ワークマンは2022年度までの10年間で、売上高を2.5倍以上と急成長させてきた。その原動力となったのが、2018年にスタートした新業態「ワークマンプラス」だ。 これまでワークマンが展開していた作業服などの製品群から一般にも受け入れられるものに絞り込み、アパレル店と同様の商品陳列で販売した。これまで作業服で培ってきた高機能と低価格、さらにファッション性も併せ持つことで、「ワークマンプラス」は一躍、人気ブランドに成長した。2020年には女性向けの「ワークマン女子」をスタートさせたが、この業態でも製品自体はやはり作業服だった。
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