情けない話である。 別に35歳で結婚してないということや、好きな男に誕生日を忘れられたということが情けないんじゃない。 35歳にもなって男に誕生日を忘れられたことが悲しくて悔しくて意外とダメージをくらっちゃってる自分の幼きメンタルが情けないのである。 だって去年はあんなに楽しく祝ってくれたやん?日付が変わる30分前にプレゼント持って駆けつけてくれたやん?なんならつい最近あなたの誕生日を一緒に祝ったやん?なんで忘れる?なぁ、なんで忘れる?? この男は恋人なんかではない。「男」である。察しろ。察してくれ。そこらへんだけはいかにも35歳なりの荒んだ恋愛事情である。 「ごめん連絡遅くなった!今夜行く!」とかいうLINEも一向にこないお誕生日当日の正午。家で一人膝を抱えてNetflixを観ていた私だが、ある偉人の言葉を思い出した。 「自分の機嫌を自分でとれる人が大人。」 そうだ。そうだった。 あたい
これは僕が包茎手術をした話である。 僕が包茎ということは男友達は誰も知らない。 温泉に誘われても嫌いという嘘をついて断り包茎を隠し続けていたからである。 コンプレックスということもあり誰にも話せないことなので、ここでみんなに話を聞いて欲しい。 そして、包茎に悩んでいる方がいたら一度、軽い気持ちで良いから読んでほしい。 包茎に悩む男性諸君の背中を押せることを、僕は願っている。 --- 今までの人生、包茎のまま過ごしていき、今年で33歳になった。 世の中の男性で包茎に悩みを抱えている人は多いはずだが、そのまま放置している人は意外と多いと思う。 包茎手術を受けようが受けまいが、もちろん個人の自由であり、僕が他人のアソコについていちいち文句を言うことはない。 ただ、33歳を迎えてから、ふと思った。 "今後の人生で、どれだけの女性と出会い、どれだけの女性と関係を持てるのだろう" と。 ただでさえモテ
この子は命日が決まってるんだな。 安楽死を決めた時、私はそう思った。 うちのかわいいかわいい猫のはなしをしようと思う。 疲労と虚しさMAXだった若かりし頃、実家の犬を恋しがる私に知人が囁いた。 「猫なら手がかからないよ」 あれこれ言い返したと思う。それでも知人は言葉巧みに猫の良さを吹き込み続けた。 結果、私は一度でいいから飼ってみたい、とメインクーンを選んだ。 いい子が安く買えるかも、と安易な思いつきでネットを検索し、ブリーダーからそれはそれはかわいいブラウンクラシックタビーの男の子を譲ってもらった。 買い手がつかず生後半年のその子は、7万円で我が家にやってきた。 残念なことに重度の食物アレルギーを持っていたその子は、メインクーンとしてはあまり大きくなれなかった。 メインクーンの成長が止まるまで三年ほど。その間、血便を伴う下痢を何度もくり返し、体質に合う処方食が見つかるまで一年かかった。
作家・演出家の鴻上尚史氏が、あなたのお悩みにおこたえします! 夫婦、家族、職場、学校、恋愛、友人、親戚、社会人サークル、孤独……。皆さまのお悩みをぜひ、ご投稿ください(https://publications.asahi.com/kokami/)。採用された方には、本連載にて鴻上尚史氏が心底真剣に、そしてポジティブにおこたえします(撮影/写真部・小山幸佑) 写真は本文とは関係ありません(※イメージ写真/iStock) 鴻上尚史の人生相談。「容姿が悪く」振られ続けて交際経験がないという47歳女性。「男性と愛し愛されてみたい」が「あきらめたほうがいいのか」と揺れる心を打ち明けた相談者に鴻上尚史が応えた、掛け値なしの本音の言葉とは……。 【相談39】人生で一度でいいから、男性と愛し愛されてみたい(47歳 女性 サバ缶) 47歳、独身の女性会社員です。人生で一度も男性とおつきあいしたことがありませ
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