このセクションでは、どのように XUL がレイアウトを処理するかを見ていきます。 ボックス入門 XUL でレイアウトを行うための主な仕組みは「ボックスモデル (Box Model) 」と呼ばれるものです。 このモデルでは、ウィンドウを一連のボックスに分割し、それぞれのボックス内では要素を水平方向または垂直方向に並べることでレイアウトを行っていきます。 つまり、一連のボックスやスペーサー、flex 属性をもった要素を組み合わせることによって、ウィンドウのレイアウトをコントロールすることを可能にしています。 ボックスは、XUL 要素をレイアウトするための基礎となる部分ではありますが、それ自身は極めて単純ないくつかのルールに従って動作します。 ボックスでは、その子要素を水平方向か垂直方向かのいずれかの配置でレイアウトすることが可能です。 水平 (horizontal) ボックスは、子要素を水平方