16日、岐阜県と石川県の県境の山で山スキーをしていた山梨県の33歳の男性が誤って雪のくぼみに落ちたあと雪崩に巻き込まれ、頭を強く打って死亡しました。この山では、登山をしていた石川県の50歳の男性も別の雪崩に巻き込まれて大けがをするなど、雪崩の関係する遭難が相次ぎました。 16日午前10時前、岐阜県白川村と石川県白山市の県境にある高さ1800メートル近い野谷荘司山の山頂付近で、山スキーをしていた山梨県忍野村の会社員、佐藤和也さん(33)が雪のくぼみに誤って落ちました。 佐藤さんはその後に起きた雪崩に巻き込まれて流され、一緒にスキーをしていた仲間にすぐに助け出されましたが頭を強く打っていて、搬送先の高山市内の病院で死亡しました。 また、この山では午後0時半ごろにも登山をしていた石川県羽咋市の会社員の50歳の男性が、高さ1300メートル付近の登山道で1人で下山している途中雪崩に巻き込まれ、左足の