前回に引き続きズームレンズの換え時を探るカメ高レンズアカデミー。第2弾は標準ズームレンズと望遠ズームレンズの組み合わせについて考えてみる。題材とするのはキヤノンEOS 5D Mark IIユーザーにとって定番の「EF24-105mm F4L IS USM」(以下「EF24-105mm」)と「EF70-200mm F4L IS USM」(以下「EF70-200mm」)だ。この2本の組み合わせにより、広角域から望遠域までをくまなくカバーでき、手ぶれにも強いことから絶大なる人気を誇る。ここでの悩みは焦点域がかぶる70~100mm付近の担当を、どちらのレンズに任せるのかという点。EOS 5D Mark IIの高い解像力を最大限に発揮できる使い方を考えてみたい。 開放F値が同じなら描写も同じ? 素朴な疑問を解決してみたい 解像力チャート 解像力チャート中心部 各種テストには小山壮二氏作成のデジタルカ