国際連盟退席の松岡洋右、カラー動画発見 米で演説の姿：朝日新聞デジタル
戦前に国際連盟の脱退や日独伊三国同盟の締結で中心的な役割を果たし、敗戦後はＡ級戦犯容疑に問われた元外相、松岡洋右（ようすけ、１８８０～１９４６）のカラー動画が見つかった。スイス・ジュネーブの連盟総会から退場して１カ月半後の３３年４月、米国で撮影したものとみられる。 神戸映画資料館が収蔵した戦前の個人撮影の１６ミリフィルムに含まれていた。京都の収集家（故人）が所蔵していたが、来歴は不明。安井喜雄館長によれば、松岡のカラー動画はこれまで知られていない。 ９分余の映像のうち４分余がカラーで、音声はない。牧場や蒸気機関車を撮影した白黒フィルムとつながれていた。聴衆でいっぱいの会場で、日の丸と星条旗を背に松岡が演説。いったんかけたメガネを外し、懐中時計の鎖をしきりに触りながら語り、後半は上下に激しく手を振っている。 フィルムは３３年製で、映像を… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお
米の暫定予算案、下院が可決 政府閉鎖はひとまず回避：朝日新聞デジタル
米議会下院は３０日、２０１６会計年度（１５年１０月～１６年９月）の１２月１１日までの暫定予算案を可決した。予算案は上院も通過しており、オバマ大統領が同日署名して成立した。新年度が始まる１０月１日の直前で政府閉鎖を回避したが、年末にかけての予算協議で再び混乱するおそれもある。 今回与野党が対立したのは、中絶手術などを提供する非営利団体に対する補助金をめぐる問題。野党・共和党保守派の一部が、同団体への支出を盛り込まないよう求めていた。 政府閉鎖も辞さない姿勢の共和党保守派は、政府閉鎖の回避を狙う同党の下院トップ、ベイナー議長の辞任を主張。こうした動きを受け、ベイナー氏は２５日、突然辞任を表明した。ベイナー氏が自らの辞任で民主党に同調したことで、政府閉鎖の可能性は急速に下がった。 だが、これで財政を巡る問題が片付いたわけではない。与野党はこの後、今後２年間の歳出の水準についての協議を始める。与党
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