Serial experiments lain という作品で『わたしは偏在する』というフレーズが出てきた。 作品に関してあれこれ考察してしまうとキリがないので、とりあえず短く最近実感した出来事について書く。 Serial experiments lain(以下lainと表記)はインターネットが現代のように身近な存在となり、わたし達の生活になくてはならないもの として描かれた作品だ。(と思う) 作中では、インターネットによってつながり過ぎてしまった人達が、過度と言えるほどに不安に晒されるシーンがちらほらと見られる。 日常アニメではSNSがキャラクターたちの会話をスムーズに進めたり、絆を深めたりといったシーンを目にすることがあるが、lainでは反対に、インターネットに囚われ、インターネットに怯え、繋がる恐怖に怯えてSNS中心のコミュニケーションに恐怖心を煽られる。 放送当時は1995年あたりだ