今日はロシアの民族楽器・バラライカの紹介です。 三角形をした不思議な弦楽器。弦の数は3本。 バラライカの起源は諸説あり正直正確なところはわかりませんが、同じロシアの弦楽器「ドムラ」(こちらは丸いマンドリンに近い楽器)からの派生楽器と考えられています。3角形だと加工が簡単で、元々は農民に親しまれる楽器でしたが、ワシーリ・アンドレーエフによって大きく発展を遂げました。 プリマ・セグンタ・アルト・バス・コントラバスと大きさによってわけられ、バラライカでアンサンブルを形成することもできます。 演奏時はピックを使わず、指で弾きます。5本の指を使った奏法は驚くべきバリエーションです! 低い方2本がナイロンの弦、1弦がスチール弦。 ナイロンはやはりウクレレのようなサウンドになりますが、1弦だけ材質を変えることによって、ロシア民謡にも見られる独特のシャープさを生み出しているようにも思えます。 チューニング